2008年10月21日

ショーケース理論


汚れた窓。
外の月はくすんでいる。
ちょっと厭なことのあった夜、ベットに横たわり見上げた外の景色。
透けるように綺麗にガラスを磨いたなら、

濁りは取り除かれ、優しい光が枕元まで届く気がする。  

Posted by 松本零時  at 21:49Comments(0)

2008年10月20日

伝う

何も言わないけれど、励まされる日々。
心が届く、心に届く。  

Posted by 松本零時  at 00:20Comments(0)

2008年09月30日

エメラルドを探す宝石ハンター。
それは遥か彼方にあるのかもしれないし、目の前の石ひとつ隔てた先かもしれない。
私はそれをしらない。それを知っているのはエメラルドだけ。

別に宝石ハンターである必要はないけど。
他にすることがないなら掘ったほうがいいよな。
他にすることがないなら掘ったほうがいいという自覚で。  

Posted by 松本零時  at 21:48Comments(0)

2008年04月27日

風が吹き、淀み、また風が吹く
逆らったり、流されても、らしく、楽しく。
疾走するときは正のエナジー、休むときは…。
Say you will untill my ships can find the sea.  

Posted by 松本零時  at 21:09Comments(2)TrackBack(0)

2008年04月15日

ルドルフ

4ヶ月、

君にすれば長すぎる時計だ。



俺は自己中心的で、俺は悲しくて、

会いたい気持ちが大きくなって、

今すぐ君をさらいに行きたい。



それでも結局諦めるしかないんだろう。

それはそれで良いことだから。




受話器の向こうの楽しそうな声。


いつのまにか君は、



母の猫になってしまったんだなあ…。





(ああ疲れた…、
今夜はカップラーメンとビールで堕落について研究しよ。)
Good night sleep well.  

Posted by 松本零時  at 22:03Comments(0)TrackBack(0)

2008年02月14日

この世に神なんていない


以前バンクーバーに生活していた頃のお話です。

同市のメインストリート、ブランド店の立ち並ぶ
お洒落な通りの片隅に、
子供を連れた母親の浮浪者が立っていました。

華やかに彩られた人々のなか、薄汚れたボロを纏った
彼女のコントラストはあまりに強すぎて、
また日本では見かけないその光景に、
思わず目を背けてしまいました。

けれど僕はときどき思うんです、
あれはひょっとして神様だったんじゃないかって。

そして審判の日、
ただの1セントさえあげることの出来なかった僕を、
神は非難するだろうって。  

Posted by 松本零時  at 23:30Comments(0)TrackBack(0)

2008年02月09日

魔法使い

毎日が忙しくて、「時間がない」が口癖の僕達は、
たぶんM78星雲で生まれたウルトラ系時間貧乏星人。
それともどこかに時間泥棒がいて、
僕等の大切な時間をひっそりこっそり奪っているのでしょうか?

それはちょうど今日のような大雪のなか、
東から西、東関道から首都高経由で東名へ、往復500マイルの旅路。

だけど夕方から降り始めた雪はその勢いを増して、
東京に着く頃には街は一面白色のカンバス。

少しづつ酷くなる渋滞は徐々にその速度を緩め、
ついには動くことを拒否してしまいます。

しばらく様子をみたものの、渋滞は全く動く気配すらみせません。

(たぶんこの先じゃあ、白熊たちが雪合戦でもしていて、
だけどここからじゃあ、白い白熊が白い世界で雪合戦している姿は、
あまりに真っ白でなにも見えないんだけどさ!)

そんな事を考えながら、僕は疲れて眠るんです。



翌朝目が覚めて間もなく、漸く止まっていた渋滞が動き出しました。
(やれやれ…、やっと動き出したか…、酷い目にあったもんだな全く。)

そんな悪態を吐きながら、
走り出したサイドウインドウの向こうには、



路肩いっぱいの雪だるま。icon04icon04icon04

高速道路に雪だるま。icon04icon04icon04icon04icon04icon04

数え切れないほどの雪だるま♪icon04icon04icon04icon04icon04icon04icon04icon04icon04icon04icon04



あの日、一体どれほどの人があの雪だるまに救われたんだろう?
最低の一日を最高の一日へと変えてくれた雪だるま。

一日の始めから終わりのどこかにきっと、
あの日の雪だるまのような魔法使いがいて、
ただ僕等はそれを知らないだけ…。  

Posted by 松本零時  at 21:32Comments(0)TrackBack(0)